奈良医院だより  bQ19

                                                                                   

                 〒018−3322

秋田県北秋田郡鷹巣町住吉町7−1

                        奈 良 医 院

TEL(0186)62−1146

FAX(0186)62−1194

http://digital-k.com/nara.htm

                          平成17年3月1日

(2005年)

岩手りんどうスキー国体に帯同して

奈良正人

「雪さらら 人情たわわ 汗きらら」をスローガンに、去る2月22日〜25日岩手県で開催された第60回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして参加した。21日夕現地入りし、午後6時から新安比温泉で役員、選手と合流し結団式に参加した。選手、役員、監督コーチの合計200名で、今回もドクター2名で大館市立病院整形外科科長の藤沢洋一先生とご一緒した。22日午後「安比小学校グラウンド」で行われた開会式では、秋篠宮殿下、紀子様をお迎えし、秋田県選手団は43番目に入場、私も本部役員として入場行進に加わり、今年も中からの開会式を経験した。

選手宿舎では40℃を超える熱を出した選手や下痢、大腿筋挫傷、打撲と例年よりも治療を必要とする例が多く、治療した例では、優勝、第2位の選手を始め、入賞者を数多く出し、治療効果が競技成績に良い影響を与えたことが実感させられた。

大会では、新林美保(鷹農レーシング)、加賀誠幸(米内沢高教)、鎌田伸博(米内沢小教)、近藤一考(中央大)、藤田和(日本大)、北林亜砂子(専修大)、小山高志、松橋幸也(鷹巣農林高)、鈴木麻佑子(米内沢高)選手らクロカン陣。湊祐介、小林範仁(日本大)、岩谷剛明、飯島正徳(鷹巣農林高)、月居克夫(比内養護教)選手らジャンプ・コンバインド陣。田中孝(上小阿仁役場)、石田真理奈(横手城南高)、和田千亜紀(大館桂高)、高橋将也、金朋亨、上杉潤(鷹巣農林高)らアルペン陣。総務やコーチとして田口忠廣、佐藤久和、古矢勝矢(鷹巣農林高教)、柴田悦子(米内沢高教)、堀内幸大(鷹巣阿仁広域消防署)、ワックス担当兼アドバイザーコーチとして、尾坂一男(スポーツプロエックス)さんなど鷹巣阿仁部からの参加者も多く、県の役員、監督コーチ陣もほとんど知っている方ばかりで、楽しくサポートさせていただきました。

ジャンプ・コンバインドで湊祐介選手が優勝したのを始め、アルペン、ノルディック種目とも優勝者を出し、入賞も多数あって天皇杯4位、皇后杯4位と今年も好成績のスキー国体でした。最終日には私自身が発熱でダウンし閉会式を待たず戻ってきました。

4日間外来を休ませていただき、皆様にはご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許しを願えればと思っております。

 

てんじゅ裏