奈良医院だより   bQ31

                                           

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                            平成18年3月1日

                           (2006年)

尾瀬スキー国体に帯同して

奈良正人

「輝く君が見たい」をスローガンに、去る2月19日〜22日群馬県で開催された第61回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして参加した。18日現地入りし、午後5時から片品村「辰己屋旅館」で役員、選手と合流し結団式に参加した。選手、役員、監督コーチの合計125名で、今回もドクター2名で大館市立病院整形外科科長の藤沢洋一先生とご一緒した。19日午後「片品中学校校庭」で行われた開会式では秋篠宮殿下をお迎えし、秋田県選手団は4番目に入場、私も本部役員として入場行進に加わり、今年も中からの開会式を経験した。

選手宿舎では40℃を超える熱を出した選手や腹痛、下痢、風邪、頭部打撲、膝十字靭帯断裂と例年よりも治療を必要とする例が多く、治療した例では、第2位の選手を始め、全例キャンセルすることなく出場でき、治療効果が競技に良い影響を与えたことが実感させられた。

大会では、新林美保(大館桂高校教)、福田芳子(合川スキーク)、加賀誠幸(米内沢高教)、鎌田伸幸(米内沢小教)、藤田和(日本大)、小山高志(日本体育大)、松橋幸也、長岐章公、松橋皇成、鈴木匠(鷹巣農林高)、鈴木麻佑子(米内沢高)選手らクロカン陣。湊祐介(日本大)、加賀智哉、飯島正徳(鷹巣農林高)選手らジャンプ・コンバインド陣。田中孝(上小阿仁役場)、金朋亨、豊島拓(鷹巣農林高)選手らアルペン陣。総務やコーチとして武石安弘(北秋田市教育委員会)、田口忠廣、佐藤久和、古矢勝久(鷹巣農林高教)、山本光孝(鷹巣技術専門高)、堀内幸大(北秋田市消防署森吉分署)さんなど北秋田地区からの参加者も多く、県の役員、監督コーチ陣もほとんど知っている方ばかりで、楽しくサポートさせていただきました。

ジャンプ・コンバインドで湊祐介選手が連続優勝したのを始め、アルペン、ノルディック種目ともまんべんなく多数の入賞者を出し、天皇杯3位、皇后杯2位と昨年以上の好成績のスキー国体でした。閉会式では次回開催の「秋田わか杉国体」が紹介され、大きな声援をいただき帰ってきました。

4日間外来を休ませていただき、皆様にはご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許し願えればと思っております。平成19年開催予定の秋田国体もいよいよ来年となりました。県民一人一人が感心を持ち、成功させたいものです。

 

てんじゅ裏