奈良医院だより №２４８
〒０１８－３３２２
秋田県北秋田市住吉町７－１
奈 良 医 院
ＴＥＬ（０１８６）６２－１１４６
ＦＡＸ（０１８６）６２－１１９４
平成１９年８月1日
（２００７年）
夏風邪に注意
奈良 正人
夏になり暑い日が続くと身体の代謝が活発になり、疲労が蓄積しやすい状態になります。またこの時期は免疫能力が落ち、風邪をひきやすくなるとも言われております。
外での仕事やスポーツも、なるべく涼しい時間帯を選び、充分な栄養や水分補給をし、過労やオーバートレーニングに注意しながら行いましょう。また動いている時、口渇感が目立つようであれば、脱水になりやすい状態であるとのサインですので、早めに水分、特に電解質の入っているスポーツドリンク等をこまめに補給しましょう。衣類も白っぽい物の方が光を反射し、熱がこもらないようにするには有利ですし、帽子や日傘等で頭への直射日光を防ぐことを考えておきましょう。
風邪は寒いからひくのではなく、身体の抵抗力が落ちた時かかりやすいものです。暑いからといって、サッパリした食事だけでは体力が消耗します。暑い外と冷房のきいた室内との温度差が大きすぎるのも身体の抵抗力を落とします。温度に合わせた衣類調節が大切です。
風邪気味になった時は無理をせず、早めに治療を開始しましょう。暑い季節、発熱すると涼しい季節よりも厳しくつらいものです。子供達にとっても楽しい夏休みです。風邪に注意し、長い休みを満喫させたいものです。