奈良医院だより №２６４
〒０１８－３３２２
秋田県北秋田市住吉町７－１
奈 良 医 院
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平成２０年１２月１日
（２００８年）
冬を味方に
奈 良 正 人
１２月になり寒さも厳しくなってきました。寒いときは体の動きも悪く、気分的にも何となく暗くなりやすいものです。農作業で疲れた体を休めるのにはいい季節と考えたり、夏の運動部活動で問題が起きた箇所のメンテナンスやフォーム改造には良い季節と考えましょう。農作業をしている人は自然とたたかいながら春から秋まで忙しく、健康についてゆっくり考えたり体を休めたりなかなか出来ないものです。普段注意を怠っている部分や気を付けなければいけない健康状態をチェックし、次のシーズンに備えたいものです。時間を有効に使い気分転換をはかる意味でも、旅行し温泉につかりながらのんびりするのも良いと思います。
スポーツ選手にとってケガや体調不良があってもシーズン中はゆっくり休んだり治療したりが出来ないものです。フォームが悪いために起こるスポーツ障害もシーズン中は根本的な治療が出来ないまま、オフまで頑張ってしまうことが多いようです。オーバートレーニングやフォームの悪さからくる障害は、今こそ治すチャンスと考えましょう。
スキーなどウィンタースポーツにおいてはいよいよ待ちに待ったシーズンです。今までのトレーニングの成果を生かせるよう風邪をひかないよう体調コントロールに気を使いましょう。
この一年、奈良医院としても特別なことなく過ごすことが出来ました。特定健診は例年より健診内容が縮小し、いわゆるメタボリック症候群を見つけるためだけのものになってしまいました。自分の健康は自分で守るため、健診にこだわらず、かかりつけ医やかかりつけ薬局を持って何でも相談し、役立ててほしいと思います。来年も、職員一同と共に、良いかかりつけ医になれるよう努力してまいります。この１年ありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎え下さい。