奈良医院だより  27

                                        

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奈 良 医 院   

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平成22年3月1日

(2010年)

札幌スキー国体に帯同して

                   奈良 正人

 

「夢に飛べ 北に未来に 熱き鼓動」をスローガンに、去る2月25日から28日北海道で開催された第65回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして参加した。24日午後現地入りし、選手宿舎に同宿。選手60名と本部役員、監督、コーチ等合計110名で、今回はドクター2名。大館市立病院整形外科の藤沢洋一先生と共にサポートした。

 宿舎に入った日から風邪で発熱した選手がおり、延べ11人の診察治療し競技に参加させた。足関節捻挫や膝痛の選手は藤沢先生にお願いした。スキー競技会の開始式後、選手宿舎のホテルニューオオタニ札幌のチャペルで秋田県選手団結団式が行われた。 

 大会では加賀誠幸(米内沢高教)、梅邑真美(比内養護学校教)、近藤大仁(早大:鷹巣農卒)、高橋涼、大川翔平、木村貴大(鷹巣農林高)、高堰美里(米内沢高)選手らクロカン陣。畠山集、三浦将喜、加賀巧哉(鷹巣農林高)、飯島正徳(日大:鷹巣農卒)、月居克夫(小坂高教)選手らジャンプ・コンバインド陣。村田輝昭(上小阿仁中)、照内かえで(花輪高)、山本広治(鷹巣農林高)、田中孝(上小阿仁村役場)選手らアルペン陣。総務や監督、コーチとして武石安弘(北秋田市役所)、高橋仲二、古矢勝久、佐藤久和(鷹巣農林高教)、新林美保(大館桂高教)、堀内幸大(北秋田市消防本部)さんなど北秋田地区からの参加者も多く、県の役員、監督コーチ陣などもほとんど知っている方ばかりで、楽しくサポートできた。

 競技ではクロカン少年女子1位2位。アルペン少年女子1位を始め入賞も数多く、盛り上がった。県選手の中にはドーピング検査対象者になった者もおり、チームドクターとして検査に立合った。

 チリ地震による津波の影響を受け、JRが運休し28日夜中に秋田空港経由で帰宅するなど疲れた移動であったが、秋田県は皇后杯優勝、天皇杯第4位と好成績で、移動の疲れを忘れさせるほどの活躍であった。

 今年も大会期間中、外来を休ませていただきご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手の活躍報告でお許し下さい。

てんじゅ裏