奈良医院だより №３１５
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奈
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医
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あきた鹿角国体２０１３に帯同して
奈 良 正 人
「響き合う 人・雪・感動 ゆめ息吹」をスローガンに、去る２月１６日～１９日鹿角市で開催された第６８回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして参加した。１５日現地入りし、役員・選手宿舎の大湯龍門亭「千葉旅館」に同宿。役員３８人、監督・コーチと選手計８３人の総勢１２１名で、今回もドクター２名。大館市立総合病院整形外科医藤沢洋一先生と共にサポートした。宿舎入り前、奈良医院にインフルエンザや手の骨折の選手情報が入り、ドーピングの相談を受けたり、手の手術後の対応について指示したりと、大会前からサポート開始という状態であった。
１５日夕方龍門亭「千葉旅館」で秋田県選手団結団式。１６日午後鹿角市記念スポーツセンターでスキー競技会開始式が行われた。開会式、表彰式、閉会式会場ではスプリング★フォーの「シュプール」が流され、大会を盛り上げていた。
大会では野呂康一（北秋田市役所）、高橋涼、大川翔平（東京農大：鷹農高卒）、佐藤太一・戸嶋旭・中嶋愛莉（秋田北鷹高）選手らクロカン陣。高橋大斗（土屋ホーム：鷹農高卒）、齊籐翔太、田中巴（秋田北鷹高）選手らジャンプ・コンバインド陣。田中孝（上小阿仁村役場）、照内かえで（日大：鷹中卒）、村田輝昭（角館高：上小阿仁中卒）選手らアルペン陣。監督・コーチとして岩谷忠男（あきた北観光バス）、古矢勝久、佐藤久和、高橋仲二（秋田北鷹高教）、堀内幸大、高関公典（北秋田消防署）、佐藤潔（秋田県教育庁北教育事務所）さんなど北秋田の関係者も多く、県体協やスキー連盟の役員も殆ど知っている方々ばかりで楽しくサポートできた。
競技では、クロスカントリー成年女子Ｂ、大回転成年男子Ｂ、成年女子Ｂ、複合少年男子、成年男子Ｂ、女子リレー、少年男子リレーの優勝を始め多くの入賞者を出し連日盛り上がった。個人的には私が団長をしている鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の照内かえで卒団員の６位入賞、更に当団の指導員や卒団員が競技役員として大会に参加し、貢献できたのが嬉しかった。総合成績で秋田県は女子総合の皇后杯四連覇、男女総合の天皇杯準優勝と好成績を残してくれ、帯同の疲れを忘れさせてくれるほどの活躍であった。
今年も大会期間中外来を休ませていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許し下さい。