奈良医院 より №327

                                                                         

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平成26年3月1日

2014年)

やまがた樹氷国体に帯同して

奈 良 正 人

 「樹氷輝き 人つどい 未来につなげ 君の元気」をスローガンに、去る2月21日~24日山形市と上山市で開催された第69回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチー ドクターとして参加した。19日現地入りし、体協役員、アルペン、ジャンプ・コンバインド選手宿舎の蔵王温泉「大平ホテル」に同宿。役員34人、監督・コーチと選手計79人の総勢113名で、今回もドクター2名。秋田大学整形外科医斎藤英知先生と共にサポートした。20日夕方「大平ホテル」で秋田県選手団結団式。21日午後山形市蔵王温泉体育館でスキー競技開始式が行われた。

 大会では高橋涼、大川翔平(東京農大:鷹農高卒)、中嶋愛莉、藤田菜々瀬、佐藤葵(秋田北鷹高)選手らクロカン陣。高橋大斗(土屋ホー :鷹農高卒)、馬淵春(秋田北鷹高)選手らジャンプ・コンバインド陣。田中孝(上小阿仁村役場)、高橋将也(北都銀行:鷹農高卒)、照内かえで(日大:鷹中卒)選手らアルペン陣。監督・コーチとして岩谷 男(あきた北観光バス)、古矢勝久、佐藤久和、高橋仲二(秋田北鷹高教)、佐藤潔(秋田県教育庁北教育事務所)さんなど北秋田の関係者も多く、国体に来ている県体協やスキー連盟の役員の方々も殆ど知っている人ばかりで楽しくサポートできた。

 大会前日、38.3℃の発熱、咳、鼻汁、 痛でドクタールー へ診察に来た選手がおり、インフルエンザ検査。陰性であったため、抗生剤、消炎解熱鎮痛剤等投与。改善し本番では入賞の活躍を見せた。他の選手でも体調が優れず、微熱、食欲不振があり、競技参加を断念し帰宅させた例もあった。後日インフルエンザを発症したとの報告が入り、大会途中で帰していなければ他の選手にも広がった可能性もあったケースであり、結果的には早めの決断が良かったと思われた。

 大会では大回転成年女子Aの優勝を始め、大回転少年女子、成年女子リレー、ジャンプ成年B,ジャンプ・コンバインド成年Bの準優勝や、各種目で多くの入賞者を出し連日盛り上がった。更にジャンプ会 では、テストジャンパー(前走)に高梨沙羅選手もおり、多くの観客が来場し声援をおくっていた。総合成績では秋田県は女子総合の皇后杯五連覇、男女総合の天皇杯四位入賞と好成績を残してくれた。

 今年も大会期間中休診させていた き、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍 告でお許しいただければ、うれしく思います。

てんじゅ裏