奈良医院 より №329

                                                                         

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平成26年5月1日

(2014年)

花粉症真っ盛り

例年4~5月頃になると花粉症で鼻汁、目の痒みを訴え受診する例が見られていました。今冬は降雪量が少なかった割に3月の雪の影響か例年より早くならず、いつも並みに増えてきました。特にスギ花粉については最高気温が10℃以上になると花粉数も次第に増えてくると言われております。一度地面に落ちた花粉が再び空中へ舞い上がる割合は舗装された部分ほど、繰り返し舞い上がるため、飛散量が多くなると言われています。秋田県では杉が多いのですが、道路の舗装率が低いため都会より飛散量が少なめです。しかし、昔より舗装道路も多くなっており、油断できない状況になってきています。

治療では抗アレルギー薬も多く開発され、アレルギー性結膜炎用の目薬もレベルアップしてきております。毎年花粉症で治療している人は、症状が出始めたら軽症の時から治療開始するのが良いでしょう。薬も効きやすく重症化を防ぐことができるでしょう。

自分でできる花粉症対策

1.   心身の鍛練と生活習慣見直し

運動習慣で身体の血行を良くしておきましょう。鼻粘膜の血行も良くなると鼻詰まりが軽くなります。

睡 不足やストレスで身体の抵抗力を落とさないように。

栄養バランスが悪いとアレルギーにも影響します。バランス良い食事とアルコールにも注意。

2.   花粉が家の中に入らない工夫

換気は花粉飛散量の少ない早朝・夜に。空気清浄機等の利用。

洗濯物やフトンは外に干さないようにしましょう。

室内清掃をこまめに行いましょう。

3.   外出時の注意点

花粉が付きにくい、表面がすべすべした 材の衣類と、帽子やマスクを使用しましょう。メガネはゴーグル型がおすすめです。

帰宅時は玄関に入る前にブラシ等で衣類の花粉を落としましょう。

帰宅後はうがい・洗面をして、皮膚・粘膜の花粉を落としましょう。

てんじゅ裏