奈良医院だより №351

                                               

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奈 良 医 院

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平成28年3月1日

(2016年)

2016希望郷  いわて国体  冬季大会に帯同して

                

「広げよう感動。伝えよう感謝」をスローガンに、去る2月20日~23日岩手県八幡平市で開催された第71回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団本部役員兼スポーツドクターとして参加した。19日午後現地入りし、スキー連盟役員と選手宿舎「里帰り宿ふるさと」に同宿。役員、監督コーチ、選手総勢119名で、今回はドクター3名、大館市立病院副院長で外科医の吉原秀一先生、秋田大学整形外科医の佐々木研先生と共にサポートした。19日午後4時半から「里帰り宿ふるさと」で秋田県選手団結団式。20日午後八幡平市総合運動公園体育館でスキー競技会開始式が行われた。さらに堀井秋田県副知事と近藤健一郎秋田県議会副議長が選手団激励のため宿舎を訪れた。
 大会では堀内幸大(北秋田市消防署)、佐藤太一(早稲田大:秋田北鷹高卒)、中嶋愛莉(東海大:秋田北鷹高卒)、藤田菜々瀬、佐藤葵、土濃塚世奈、長谷川海斗、土濃塚悠成、若松龍貴(秋田北鷹高)選手らクロカン陣。湊祐介(東京美装:鷹農高卒)、馬淵春(秋田北鷹高)選手らジャンプ・コンバインド陣。田中孝(上小阿仁村役場)、村田輝昭(京都産業大:上小阿仁中卒)選手らアルペン陣。監督・コーチとして古矢勝久、佐藤久和(秋田北鷹高教)、松橋皇成、大川翔平、高関公典(北秋田市消防本部)、出川幸将(北秋田市スキー連盟)さん、本部役員として佐藤英樹(県スキー連盟理事長)さんなど、北秋田関係者の参加も多数であった。また国体に来ている県体協やスキー連盟の方々も殆ど知っている人ばかりで楽しくサポート出来た。
 大会前日、急性上気道炎でドクタールームを受診した選手1名、競技当日生理痛でスタート1時間半前、現地で相談され投薬した例のみで、医療サポート面では楽な大会であった。しかも治療した選手は無事競技に参加でき、現地でお薬を服用させた例では、2位に入る活躍で翌日のリレーでも活躍してくれた。 
 大会では成年ジャンプ・コンバインドの湊祐介選手、スペシャルジャンプの馬淵源選手、ジャイアントスラロームの中村和司選手の優勝を始め、準優勝や各種目で多くの入賞者を出し、連日大いに盛り上がった。総合成績では女子総合の皇后杯第三位、男女総合の天皇杯三位入賞と好成績であった。
今年も大会間中休診させていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお 許しいただければ、うれしく思います。

てんじゅ裏