奈良医院だより №363

                                               

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奈 良 医 院

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平成29年3月1日

(2017年)

ながの銀嶺国体に帯同して  

「氷雪に かがやけ君の 技ちから」をスローガンに、去る2月14日~17日長野県白馬村で開催された第72回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団本部役員兼スポーツドクターとして参加した。選手団は役員、監督コーチ、選手総勢103名で、今回はドクター2名、大館市立病院副院長で外科医の吉原秀一先生と共にサポートした。
 前日の13日午後4時半からアルペン、ジャンプ陣宿舎「白馬ピエモンマルジュウ」で結団式が行われた。14日午後3時から白馬村「ウイング21」で開始式が行われた。私は開始式後に現地入りし、最終日まで帯同した。
 大会では堀内幸大、松橋皇成(北秋田市消防本部)、松橋幸也(県体協:鷹巣農林高卒)、藤田菜々瀬(日大:秋田北鷹高卒)、佐藤葵(早大:同卒)、中嶋愛莉、木村壮志(東海大:同卒)、土濃塚悠成、髙橋和希、木村賢太郎、平川歩未(秋田北鷹高)選手らクロカン陣。田中孝(上小阿仁村役場)、村田輝昭(京都産業大:上小阿仁中卒)、佐伯祐哉(秋田北鷹高)選手らアルペン陣。ジャンプ・コンバインドの湊祐介(東京美装:鷹巣農林高卒)選手は今回選手団主将の大役を務めた。監督・コーチとして古矢勝久(秋田北鷹高教)、高関公典(北秋田市消防本部)、出川幸将(北秋田スキー連盟)さん、秋田県スキー連盟理事長の佐藤英樹さん等、北秋田関係者の参加も多数であった。また私自身21回連続での参加であり、国体に来ている県体協やスキー連盟の方々も殆ど知っている人ばかりで楽しくサポートできた。特に今回は奈良医院職員の平川の娘さんも参加しており、力が入った。
 試合期間中、腹痛や風邪症状でドクタールームを受診し治療した選手がいたが、本番では優勝するなど、競技に影響が無かったのは嬉しく思えた。
 大会では、成年Bジャンプ・コンバインドの湊祐介選手、少年ジャンプ・コンバインドの木村吉大選手、少年クロスカントーの土濃塚悠成選手、成年Cジャイアントスラロームの生田康宏選手、女子リレー、成年リレーの優勝を始め、準優勝や各種目で多くの入賞者を出し、多いに盛り上がった。総合成績では男女総合の天皇杯も女子総合の皇后杯とも優勝という快挙を成し遂げた。当院職員の娘さんも高校1年生でありながら入賞し、総合優勝に貢献したこともあり、楽しい国体でした。今年も大会期間中休診させていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許しいただければ、うれしく思います。

てんじゅ裏