薬剤師だより

世界に誇る日本の皆保険制度

=お薬嫌い攻略法=

@     まずは水で飲ませる。薬が初めての子供には、水で飲ませるのが原則。離乳食前の乳児の場合は薬を少量の水に溶き、哺乳びんの乳首の内側に入れて吸わせたり、スポイトを使い口に入れると良いです。離乳食が始まっていれば、少量の水でねった薬を上顎やほおの内側にくっつけて、その後水や白湯で飲ませる。舌の上ですと苦みを感じやすく、吐き出しやすいからです。

A     食後にこだわらない。慣例上、食後服用の指示の場合が多いのですが、乳幼児などお腹がいっぱいだと薬を受け付けてくれないことが多いようです。服用間隔と服用回数を守れば、忘れずに飲める時間に飲ませてあげて問題ないです。

B     苦みを感じさせない。薬に苦みを感じささないためには、なるべく舌に付着させないようにする。昔ながらのオブラートを使って飲ませる手法が有効です。ただオブラートは通常、口腔内に付着するため、小さな子供は飲み難いので、これを避けるにはオブラートの外側を水で濡らすと良いようです。これによりオブラートに適度にとろみが出て喉越しが良くなります。

C     水で飲めない場合は、ゼリーに薬を混ぜて飲ませてあげる。またクリームが含まれているお菓子などに挟んで食べさせるという手段も便利です。果物ではバナナが良いようです。バナナを少しつぶしてやわらかくし、間に薬を挟んでスプーンなどですくって食べさせるもの良いようです。      <昭和堂薬局>

『お茶の間クリニック』できました

先回(216号)のてんじゅでお知らせしました「お茶の間クリニック」(毎週金曜北鹿新聞掲載中)が製本されました。

ご希望の方は、窓口までどうぞ。一冊1050円でお譲りします。

なお、見本は受付においてあります

                      

 

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医療に関して、日本では当たり前と思っていることが、外国では当たり前ではありません。日本では、予防注射のお知らせが役所から自動的にきますが、米国ではきません。日本では救急車は無料ですが、多くの国では有料です。

医療保険制度についても、日本では全国民が公的保険に加入していて、だれもが平等に必要な医療を受けられますが、米国では加入している保険の種類(支払ってる保険料の多い少ない)で、医療の内容に差がつきます。

日本の医療保険制度は世界一優れたもので、次世代に受け継がれるべきものなのです。

淡水魚はく製展 開催中

一北都銀行鷹巣支店一

北都銀行鷹巣支店ロビーにおいて、淡水魚はく製展が開かれております。作品は、当院奈良正人医師と同町の湊屋啓二さん(自営業)が提供したもので、ピンク・サーモン、イトウ、アユ、サクラマス、ニジマス、ブラウン・トラウト、ブラックバス、岩魚、ヤマメ、へら鮒の10点いずれも二人が釣った魚をはく製にしたもの。ピンク・サーモン、イトウ、サクラマス、岩魚、ヤマメの5点は福井県の専門業者に依頼して作ったもの、残りのアユ、ニジマス、ブラウン・トラウト、ブラックバス、へら鮒の5点は奈良正人医師がはく製にしたもの。

魚にはく製は、中身をくりぬいて乾燥させ、色を塗るなどの加工が施され、完成には1カ月〜半年かかり、かなりの手間と時間を要します、このはく製展は、今月末まで。機会がありましたら、ご覧下さい。

お知らせ

平成17年3月22日鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併して北秋田市となりました。それに伴い、新たに国保被保険者証、老人医療受給証が交付されます。

該当する方は、新しい保険証を必ずお持ち下さい。

※定期的に通院されている方でも毎月一回保険証の確認が必要です。

 

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