薬剤師だより

=お知らせ=

 

「水虫かなと思ったら」

水虫とは、足の裏などにカビが寄生して起こる病気のことで、高温多湿な時期に症状が出やすいです。正式には、「皮膚真菌症」といいます。皮膚の最も外側の角質層に寄生するのが白癬菌(はくせんきん)です。白癬菌は、手足に寄生するといわれますが、頭部だとシラクモ、股部だとインキンタムシというように、寄生する部位によって異なる病名で呼ばれています。

人間に皮膚は約1ケ月で入れ替わるので、普通の水虫は1〜3ケ月間、塗り薬などつければ治りますが、爪の水虫はそれ以上かかります。白癬菌は爪に入ると、爪自体のタンパク質を栄養にして生き、その上新たな白癬菌を撒き散らしています。さらに爪に入り込んだ菌には、塗り薬は皮膚にくらべて浸透しにくいため、飲み薬も服用して、爪が生え替わるまで最低半年間、待つしかないといわれています。また爪水虫は、かゆみなど自覚症状がないのも注意しなければならない点です。

水虫は家庭内に落ちる白癬菌から感染することも多いので、一人がかかっていたら家族も感染している可能性がありますので、気になる症状があるようなら受診しましょう。       <昭和堂薬局>

生活習慣病の予防と改善に

効果のある機能性成分 その4

EPA(エイコサペンタエン酸)』

魚介類に含まれる脂肪で、良質の脂肪酸が大量に含まれています。血小板の凝固を抑えて、血液をさらさらにする、血栓を溶解し血管を拡張する、血液中のLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らす等の作用があり、糖尿病の合併症を解消してくれます。炎症をしずめる作用や抗腫瘍作用もあり、がんの発生や増殖を抑える効果があります。

     EPAが含まれる主な食品※

ハマチ(養殖)、きんき、いわし、さば、さんま、にしん、まだい(養殖)、うなぎ、まぐろ(とろ)、ぶり

     効果が期待される疾患※

心疾患、脳血管障害、動脈硬化、がん、高脂血症、高血圧症、糖尿病

 

 

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@     基本健診が始まっています

=健診は健康管理の第一歩=

今年も市内の医療機関で基本健康診査が受けられます。集団健診の日程があわない方等はぜひ受診して下さい。市に住民登録のある40歳以上の方であれば、どなたでも受けられます。ただし職場等で健康診断を受けることができる方は対象外です。

期間は10月31日まで。料金は3000円。

70歳以上、市国民健康保険、生活保護のいずれの方は無料)。基本健診を受診される日は朝食をとらないで下さい。)

A     肺炎球菌ワクチンで『肺炎』を予防しよう

市では、肺炎球菌ワクチンの予防注射に対して、3000円の補助を行います。北秋田市に住所を有する、接種日において満65歳以上の方、60歳以上65歳未満で心・肺・腎機能等に身体障害者1級程度の障害を有する方(北秋田市より証明書が発行された方)を対象とします。期間は10月31日まで。1回7000円のところ、補助金3000円を差し引いた4000円が自己負担となります。

B     乳幼児福祉医療制度が今月から変わりました

対象者

改正前 ⇒

改正後

1歳〜

小学校入学前の児童

自己負担なし

(全額助成)

自己負担あり

(半額自己負担、半額助成)

※自己負担額は1カ月1000円を限度。

     対象者には所得制限があり、県の基準を下回る世帯が対象になります。

     0歳児、市町村民税非課税世帯は従来通り自己負担なし(全額助成)。

     1カ月の限度額は、個々の病院、診療所、薬局ごとにそれぞれ1000円となります。

(総合病院の場合は診療科ごとに1000円となります)

詳しくは待合室掲示板、または受付までどうぞ。

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