薬剤師だより

 4つの習慣で14年長生き

=ウイルス性胃腸炎=

ウイルス性胃腸炎はウイルスの経口感染によって起きる。主な症状は、下痢、吐き気、嘔吐であり、時に腹痛や発熱を伴う。汚染された水や食物、さらに衣類などを介してウイルスが感染する。その感染経路は主に接触感染である。原因としては、ロタウイルス、ノロウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスがあげられ、前者2つが冬に多い。

ノロウイルスによる胃腸炎が冬に最も多く流行し、ノロウイルスによるウイルス性食中毒の主要な原因は、生カキの摂取に起因する事例がよく知られている。最近、初冬から春先にかけて、保育園や学校などでの集団発生がみられる。ノロウイルスは6030分の加熱にも耐熱性であり、少量のウイルスでも経口摂取により感染する。潜伏期は1〜2日で、発症後、大部分は数日で自然軽快する。しかし軽快後も3〜4日は便中にウイルス排拙が続くため、ノロウイルスの感染を防ぐために患者及び周囲の人の厳重な手洗いが必要です。

手洗いは流水で30〜60秒行い、石けん等を使う場合でも20秒位は手を洗う必要がある。また人が利用できる一般的なウイルスへの消毒薬は、消毒用エタノール、ポピドンヨードなどがある。(このような消毒薬の使用にあたっては、手荒れに注意して。)

人体以外の消毒には市販のキッチンハイターのような次亜塩素酸ナトリウムでの消毒が効果的である。

<昭和堂薬局>

   

 

 

 

   今月の休診   

 奈良正人医師、長野スキー国体の出張の為、右記の通り休診となります。お薬がなくなる方は、お早めに・・・。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 

 

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=英の2万人調査で判明=

たばこを吸わず、飲酒はほどほど、野菜と果物を十分にとり、適度な運動をする人は、そうした習慣のない人よりも14年長く生きられるとの調査結果を、英ケンブリッジ大の研究チームが米医学誌に発表した。

 どれも健康に良いとされる生活習慣だが、具体的な利益をはじき出した点で意義があるという。

 チームは、英南東部の45〜79歳の健康な住民約2万人を対象に、1993年から97年にかけて健康調査を実施、2006年までの死亡率と生活習慣との関係を解析した。その結果@喫煙しないA飲酒はワインなら1週間にグラス14杯までB1日に最低こぶし5つ分程度の野菜、果物をとるC1日30分程の軽い運動をするの習慣がある人は4つともない人より、同年齢で病気による死亡率が4分の1と低く、14年分の寿命に相当することがわかった。

習慣と最も関連するのは心臓や血管など循環器系の病気だという。チームは「ちょっとした良い習慣の組み合わせが、長生きにつながる」としている。

  メタボ撲滅5ヶ条  

1.空腹が 脂肪を燃やすと いいきかせ

2.良く眠り ストレスなくし 前向きに

3.タバコやめ 老化知らずで 若返り

4.毎日の 足腰鍛える 楽しい運動

5.腹へこみウエストすっきりダイエット   

 

 

 

18日(月)、19日(火)

20日(水)、21日(木)

22日(金)

 

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