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アレルギーマーチ

「アレルギーマーチ」と呼ばれる言葉がある。アレルギー症状は、どんどん積み重なっていくのではなく、一つの症状が改善されると、別の症状が起きるといったように次から次へと疾患が変化していくのが特徴で、まるで進行しているかのように変化していくことからこのように名付けられた。

具体的な変化は、乳児期には卵や牛乳等の摂取による湿疹やアトピー性皮膚炎等の皮膚症状、あるいは下痢、腹痛、便秘等の消化器症状。生後6ヶ月頃になると喘息、1〜2歳頃になると呼吸困難も加わり、小児喘息を起こすようになる。この頃になると、アレルゲンも食物抗原からハウスダスト等の吸入抗原へと変化する。小児喘息は約70%が1415歳までに改善されるが、気管支喘息へ移行する場合もある。また、この間にはアレルギー鼻炎や金属アレルギーが生じることもあり、思春期を過ぎると花粉症になる例が多い。

 

消化管から吸収される飲食物は「免疫寛容」と呼ばれるシステムによって、それが異物として認識されなくなっているためである。この免疫システムは成長するに従って徐々に発達するため、この寛容を示す物質は年齢によって変化する。年齢によって原因となる食物アレルゲンが変化するのは、このためである。 昭和堂薬局

 

◆インフルエンザ予防接種について◆

今年も当院ではインフルエンザの予防接種を行います。ご希望の方は窓口までどうぞ。予防にはワクチン接種が有効です。罹っても軽くすみますので、是非この機会に受けましょう。

料金

1回3,500円。ただし、65歳以上の方、60〜64歳の心・肺・腎機能等に身体障害者手帳1級程度の障害を有する方に限り、北秋田市が1,500円を助成しますので、自己負担2,000円で受けることができます。(助成金額は各市町村によって違います。)

また64歳以下の北秋田市国保加入者の方は、1回1,500円を助成します。(接種を2回に分けて行った場合は、それぞれに助成)自己負担2,000円で受けることができます。期間は平成21年1月31日まで。保険証をお持ち下さい。

 

「地域の医療を考える集い」ご案内

毎年大館北秋田医師会が主催し、身近な医療問題について話し合う「地域の医療を考える集い」が、今年は北秋田市交流センターで開催されます。「認知症」をテーマにそれぞれ専門の先生方から講演をいただくことになりました。どなたでもご自由に参加できます。入場無料

日時:平成20年11月29日(土)

   午後3時〜午後5

会場:北秋田市交流センター

詳しくは待合室掲示板をご覧下さい。

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