<鼻呼吸で病気を防ぐ>

○普段の呼吸で空気を吸い込んでいるのは鼻からですか、口からですか？

鼻呼吸は、吸った空気が鼻腔を通る間に一気に１．５倍に加湿されます。温度の低い季節なら１０度以上上昇するそうです。鼻は外気に湿り気を与え、温かくして体内と同じような状態にすることで肺の負担を小さくしているのです。また、鼻の繊毛が体内へのホコリや菌の侵入を防いでくれています。口で吸った空気は、空気中に漂う細菌やウイルスなどの有害物質がろ過されないまま直接、体に取り込まれてしまう。

　こうした有害物質が扁桃を直撃して、免疫の低下を招きます。意外なことに、鼻が関与しているかもと思われている花粉症においても口呼吸をしている人の方が、鼻呼吸している人より花粉症を患っている割合が多いようです。

※口呼吸チェック

・朝起きたとき喉がヒリヒリする。

・唇がいつもカサカサしている。

・何かに夢中のとき、口が開いている。

・いびきをかく。

・クチャクチャと音を立てて食べる。

口内が乾燥すると歯周病にかかりやすくなります。口だけで呼吸しているかも？と思ったら鼻だけで呼吸を試してみて下さい。　　　　　　　　　<昭和堂薬局>

お知らせ

今シーズンのインフルエンザ予防ワクチン接種は終了いたしました。