薬剤師だより
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急に身体の一部または全身をピクピクないしガクガクさせたり、意識がなくなって、目が固定してグーッと突っ張ったりすることを“けいれん(ひきつけ)”と言います。
◆けいれんを起こしました!
お子さんのけいれんに気づいたら、あわてて抱き上げたり、ゆすったり、頬を叩いたりしないで、
1.
気づいた時間を確認
2.
目は?手足は?熱は?吐き気は?10分以上続くか?などを確認
3.
衣類をゆるめて寝かせる
※舌を噛まないようにと、口の中にものを入れてはいけません。
◆けいれんをしたらどうするの?
次の場合、できるだけ早く診察を受けましょう。
1.
10分以上続くとき
2.
けいれんが止まった後で、呼びかけや痛み刺激を与えても目を開けたり、いやがったりしないとき
3.
意識は回復したが、どこかにマヒがあるとき
4.
発熱2日目以後にけいれんを起こしたとき
◆けいれんの予防は?
けいれんを予防する坐薬があります。詳しくは、かかりつけの小児科医に相談しておきましょう。いわゆる良性の“熱性けいれん”は、何度起こしても、特に後遺症を残す心配はありません。
◆熱性けいれん 熱が上がるときにけいれんを起こすことがあります。初めてのけいれんや、長時間続くけいれんの時は、診察を受けましょう。 |
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