眠ると体温が下がります。同時に筋肉も冷えて血行不良になり、収縮することから足がつることがあります。ですから、足を冷やさないようにすることが大切です。
特に季節の変わり目は、朝晩と昼の気温の差が大きくなるため、朝晩の急な冷え込みで足が冷えないようにする注意が必要です。それに、夏でも冷房や布団などを足にかけずに寝ることで足が冷え、夜中に足がつって痛みで目が覚めるということの原因になります。 ほかにも、ミネラル不足が原因として挙げられます。汗をかくことで、汗にまじってマグネシウムやナトリウムなどのミネラルが体から排出されます。ミネラルは、筋肉が正常に動くのを助ける大事な成分です。それらが不足すると筋肉が異常収縮を起こします。収縮する一方で伸びにくくなり、足がつると言う状態に陥ります。
寝汗をかきやすいとういう人は、ミネラルを補給するために、硬水やカロリー控えめのスポーツドリンクをおすすめします。 ※芍薬甘草湯が治療薬として使われます。
〈昭和堂薬局〉
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子どもが、飲み込むと危険なものを飲み込んだ場合を誤飲といいます。家庭の中であっても、子どもに危険なものはたくさんあります。タバコ、医薬品、漂白剤、殺虫剤、燃料(灯油)、ボタン電池などです。
❶誤飲したら・・・落ちついて、何を飲み込んだか周囲にあるものから推測して下さい。灯油など揮発性のある石油製品と漂白剤、強い酸やアルカリの製品などは、吐かせるとかえって危険ですので、診察を受けましょう。飲み込んだものの残りや、吐いたもの、その容器、添付説明書などは、診察を受けるときに必ず持参して下さい。
❷心配のない誤飲物・・・体温計の水銀、クレヨン、石けん、インク、絵の具、墨汁、化粧水、シリカゲル、線香
❸吐かせ方・・・指をノドの奥に入れて舌を押し下げる
❹ノドに詰まっているとき
1.頭を下にして背中を叩く
2.後ろからお子さんのお腹の前の指を組み、お子さんのお腹を上後ろ方向に強く引き上げる
< 秋田県・秋田県医師会>
— お子さんの急病対応ガイドブックより—
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