見直そう!!生活習慣 「タバコ編」

タバコは多くの病気のもと
◎がん:肺がん、咽頭がん・喉頭がん、食道がん、膵臓がん、膀胱がんなど
◎呼吸器疾患:COPD(慢性閉塞性肺疾患)
◎循環器疾患:狭心症、心筋梗塞、脳卒中
◎消化器疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍
◎歯肉炎
◆受動喫煙 タバコから出てくる煙や吐き出された煙を吸わされることを受動喫煙といいます。タバコを吸っている人の家族や同僚の健康にも害を及ぼします。
◆これでは防げないタバコの煙
◎換気扇の下で吸えば大丈夫?・・・換気扇を回しても、タバコの煙は拡散され、有害物質は残ります。
◎ベランダで吸えば大丈夫?・・・ベランダや屋外で喫煙しても、煙がサッシや窓の隙間から室内に流れ込むことがあります。また、集合住宅の場合は、周辺の住民も受動喫煙の影響を受けます。
◎空気清浄機があれば大丈夫?・・・空気清浄機ではタバコの有害物質は除去できません。
◆禁煙 吸いたくなったら、冷水を飲んだり、ガムや塩コンブをかんで気を紛らわしましょう。本数を減らすのではなく、きっぱりとやめるのがコツ。禁煙外来で治療すると禁煙成功率が高くなります。

まだまだ高い秋田県民の喫煙率
男性38.2%(全国5位)
女性10.6%(全国14位)

   
薬剤師だより

新入部員へスポーツドクターからの注意


「体にいい油」とは一体どんなものなのか?

油には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2種類があります。

  飽和脂肪酸の特徴
摂り過ぎると悪玉コレステロールが増加し、生活習慣病の原因にもなります。摂り過ぎると体に悪い油と覚えておくとよいでしょう。飽和脂肪酸の中でも消化吸収がよく体に脂肪がつきにくい種類もあります。

  不飽和脂肪酸の特徴
「不飽和脂肪酸」は、植物や魚介類から摂取できます。これに分類される「オレイン酸」や「DHA」など。これらはコレステロール値を下げ、生活習慣病の予防にも効果があると期待されています。特に、DHAは青魚に多く含まれます。魚に多く含まれるDHA・EPAは酸化しやすいので、購入後は早めに食べましょう。 魚のオメガ3脂肪酸は、刺身が最も効率よく摂取できます。        
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昭和堂薬局>


新学期が始まり、新1年生にとっては新しい環境で運動部活動が始まったと思います。

高校生では少ないと思いますが、中学1年生では2、3年生と同じトレーニングメニューをこなすのはかなり難しいといえます。指導者も配慮してくれているとは思いますが、無理しすぎないようにし、徐々にトレーニングレベルを上げていく方が無難です。準備体操に時間をかけ、運動中の痛みや、翌日に残る痛み等についてはしっかり指導者や親に隠さず話して対応しましょう。痛いのに話していなかったため、現在のトレーニング内容や量が適切と判断され、疲労骨折を始め、多くのスポーツ障害の発生を目にしています。
 一番活躍したい時期にハンディを残さないためにも、オーバートレーニングに気をつけましょう。