薬剤師だより

「食中毒が秋にも多い原因」

一般的に食中毒は冬場の寒い時期には少なく、暖かくなる4~5月から増え始め、夏場に最も多くなる傾向がありますが、最近では秋にも食中毒が多く発生しています。
 秋には夏バテによって体力が低下して免疫力が落ちていることに加えて、気温が大きく変化するので体調を崩しやすい時期にあたります。食中毒の最も大きな原因は細菌やウイルスによる感染性のものですが、秋は行楽シーズンで運動会やお祭りなど野外での食事が増えることも関係しています。山菜採りも盛んになりますが、素人には毒草や毒キノコは食用のものと区別がつきにくいため、安易に口にしてしまうことも原因の一つです。夏が過ぎて涼しい秋が来るともう暑くないから、食べ物を少し置いておいても大丈夫だろうと・・。そんな油断が食中毒を引き起こしてしまうこともあります。しかも、秋には夏に積み重なった疲れがどっと押し寄せて来ますので、その分体力が落ちてきている可能性もあるわけです。
 そういった状況の中で原因菌に攻め込まれてしまうと大事になってしまいます。秋で涼しいからと油断せずに食品管理に気をつけましょう。                         ‹昭和堂薬局›

おしらせ
 ◆国保の方へ

今月から、国民健康保険被保険者証、国民健康保険退職者被保険者証が新しくなりました。保険証は世帯毎に郵送されておりますので、ご確認の上新しい保険証をお持ち下さい。なお、保険証は毎月1回窓口に提出して下さい。

◆インフルエンザ予防接種予約受付中

   今年もインフルエンザの予防接種を行います。予約を受付ておりますので、ご希望の方は窓口までどうぞ。ワクチンが入荷次第、接種を始めます。

【接種料金】1回目・・・3,500円(税込み)

       2回目・・・2,500円(税込み)
 ※13歳未満のみ2回接種

  各市町村では、費用の助成を行っております。
  北秋田市の場合、助成対象者、

  助成額(1,500円)は例年と同様です。
  接種料金から助成額を差し引いた分が自己負担となります。

ビハーラ秋田 結成25周年記念フォーラム

  “ケアの心を育む”

 当会結成25周年の節目にあたり、日常の医療・福祉、被災地支援など分野を超えた「ケア」にまつわる諸問題と宗教との接点を、いま一度、仏教の立場から広く世に問う機会とし、多くの方々と共に考えていきたいと存じます。

日時:
  平成29年11月19日(日)

  午後1時開場・2時開演
会場:
  北秋田市文化会館 大ホール

◆基調講演◆
  「今、ここに生きる仏教~生老病死とケアの力~」
上田紀行氏(東京工業大学教授、リベラル アーツ研究教育院長)

◆ディスカッション「仏教の可能性」◆
 当院でも前売り券を販売しております。ご希望の方は窓口までどうぞ。
詳しくは待合室掲示板をご覧下さい。