「冬の水虫」
水虫は夏のもの、というイメージがあります。高温多湿な6月から8月頃が水虫の最盛期です。水虫は虫ではなく細菌なので、冬の間も人間の皮膚の中で生きています。気温が低く乾燥している冬は水虫菌(白癬菌)が苦手な季節です。水虫菌は温度が15度以下になると活動を休止します。だから冬には一時的に症状がおさまります。
しかし冬でも水虫が悪化する場合があります。冬になると厚手の靴下を履いたり、革のブーツを履いたりします。厚手の靴下や革のブーツの中は冬でも湿度や温度が高く、水虫が活動する条件を備えています。冬でも水虫菌は生きていますが、常に高温多湿な夏に比べれば、活動レベルが低下します。水虫を治療するには絶好の季節です。夏に水虫で苦しんだ人は、冬になってかゆみがおさまっても、来年の夏に備えて治療を始めましょう。
皮膚は、およそ3か月後に完全に新しい皮膚に入れ替わります(ターンオーバーと言います)。水虫薬で水虫菌の繁殖をおさえながら、皮膚が入れ替わるのを待てば、3か月後には水虫菌がいないキレイな皮膚になります。
皮膚が入れ替わる期間は3か月。水虫の治療にはどうしてもこのくらいの期間が必要です。余裕をみて4ヶ月間は、薬を塗り替り続けることをお勧めします。 ‹昭和堂薬局›
他の医療機関へ入院された場合は、必ずお知らせ下さい
特にDPC(診断群分類包括評価制度「包括支払方式」)を行っている医療機関(北秋田市民病院、大館市立総合病院、秋田労災病院、能代山本医師会病院、能代厚生医療センター、秋田大学病院等)に入院した場合は、保険診療上原則として他の医療機関から薬を出すことができません。(当院からも定期薬をお出しできません。) ご理解・ご協力をお願いします。
|
|
|
市民の健康づくりに役立ててもらおうと、市では「すこやか健康講座」を開設します。
本年度のテーマは「糖尿病」。
日程、内容は下記の通りです。時間はいずれも午後1時30分~3時まで。会場は第3回が市民ふれあいプラザコムコム、その他はすべて宮前町の保健センターです。
◆第1回◆
12月12日(火):「糖尿病の基礎知識」
秋田大学内分泌代謝老年内科学教授
山田祐一郎氏
◆第2回◆
(食生活習慣改善促進事業との同時開催。講演後に減塩メニューの試食あり。)
1月16日(火):
「糖尿病の三大合併症&北秋田市の現状」
北秋田市民病院副院長 工藤研二氏
◆第3回◆
1月31日(水):「糖尿病と眼の合併症」
小林眼科医院院長 小林真氏
◆第4回◆
2月16日(金):「糖尿病と運動の重要性」
日本赤十字秋田看護大学講師 重川敬三氏
◆第5回
2月23日(金):「糖尿病と歯周疾患」
加賀谷歯科医院院長 加賀谷保氏
お問い合わせ:市医療健康課(保健センター・62-6666)まで。
年末年始
12月30日(土)午後(午前中のみ診察)31日(日)
休診のお知らせ
1月1日(月)、2日(火)、3日(水)、4日(木)
どうぞ良いお年をお迎え下さい。奈良医院一同
|
|