奈良医院職員研修旅行記 ※ 薬剤師だより ※

2 14日から16日まで院長の国体帯同の期間を利用して、沖縄に研修旅行に行かせていただきました。今年の研修旅行は、数年ぶりに団体ツアーの募集の旅行に参加する機会に恵まれることとなりました。「南国美ら島4島と5つの絶景3日間」という23日のツアーです。
 
‹日程 1 日目›大館能代空港から羽田空港を経由して那覇空港到着。ツアーバスに乗り込み絶景ポイントのひとつ・瀬長島に下車。海岸で貝拾いと散策をして子宝岩にて写真撮影。そのあと人気のステーキレストランにて夕食をとり終了しました。
  日程 2 日目 緋寒桜の咲く道を通り、道の駅「あやはし館」にてお土産・特産品を見て、ぬちまーす観光製塩ファクトリーで製塩工程を見学。「しあわせ絶景」という意味を持つ「果報バンタ」にて、海の青さと絶壁の絶景ポイントを満喫しました。海洋博公園に移動して、美ら海水族館館内の生き物を見学。エメラルドビーチにて、天候にも恵まれ、その名の通りエメラルドに輝くビーチを散策。 2 日目最後の下車予定地の名護パイナップルパークではパイナップルのお酒・お菓子などを堪能して、その美味しさにまたまたお買い物袋が増えてしまいました。
  日程 3 日目 最終日、早めにホテルを出発し首里城公園へ。守礼の門を通り、首里城正殿を見学。その後、最後の見学地「おきなわワールド」というテーマパークで大迫力の演舞スーパーエイサーを鑑賞し、館内施設を見学しました。飛行機の出発時間との関係でいずれも“駆け足”の見学になってしまいましたが、沖縄の文化を感じることができました。日程を終了し、空港へ。
  今回の研修旅行も患者さんのご理解を得て無事終了することができました。日常と違う場所・時間を職員同士で共有することによって得た発見や気付きを患者さんへの接遇に生かしていけるよう、職員一同努力していきたいと思います。         
 今後ともよろしくお願いいたします。

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 ※4月・5月の10連休中の外来診療のお知らせ※
  
調剤薬局さんのご協力を得まして4月27日(土)午前中と5月2日(木)午前・午後と診察を致します。長いお休みとなりますのでお薬を切らさないようご協力をお願い致します。

             「感染性胃腸炎とは」

 感染性胃腸炎とは、主にウィルスや菌などの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
  「ノロウィルス」と「カンピロバクター」が代表で、主な症状は腹痛・下痢・嘔吐・発熱・関節痛です。潜伏期間は、ノロウィルスが30時間から40時間、カンピロバクターは2日から11日で感染源は、ノロウィルスは生ガキ、カンピロバクターは生の鶏肉や生レバー、馬刺しなどです。また、鶏肉や生レバー、ユッケ、馬刺しでは、病原性大腸菌(О157等)の場合もあります。これらに感染するかどうかは体調や体力など患者さん個々の抵抗力の差によりウィルスや菌が口から入ってしまったかどうかで発生します。予防法として加熱調理をする際にはしっかりと中まで火を通して下さい。中がまだ生っぽいカキや特に鶏肉などは少し赤いだけでも感染の危険があります。感染している人から他の人へ感染する二次感染予防については、口からウィルスや菌が入ることを防ぐために、手洗いやうがい、特に自宅以外のトイレの使用後にはうがいをすることをお薦めします。(トイレでは誰がいつ吐いたかわかりません)子供さんが嘔吐されたとき嘔吐物の始末をする際に感染するリスクが高まります。アルコールでは消毒できないので、次亜塩素酸ソーダ系の漂白剤(ハイターなど)にて嘔吐物の処理・周辺の掃除をしてください。勿論、マスクを着用し、掃除後は必ず手洗い・うがいをして下さい。

                <昭和堂薬局>

蒔苗隆先生 診察日  

 3月・・2日(土),16日(土)30日(土)

4月・・13日(土)、20日(土)

       ※午前9時30分~12時

    ※当日は外来担当医師が2人となります。