奈良医院だより №２９１
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奈 良 医 院
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平成２３年３月１日
（２０１１年）
あきた鹿角スキー国体に帯同して
奈 良 正 人
「クロスする 熱き魂 君のゆめ」をスローガンに、去る２月１２日～１５日鹿角市で開催された第６６回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして参加した。１１日現地入りし、役員・選手宿舎の大湯「千葉旅館」に同宿。選手６２名と本部役員、監督、コーチ等合計１１５名で、今回もドクター２名。男鹿市の整形外科医鎌田竜士先生と共にサポートした。宿舎入り前インフルエンザや風邪の選手から奈良医院に連絡が入っており、拡散を防ぐためその対応を指示し、宿舎入りしてから本格的に治療開始した。ドーピングの相談を受けたり、貧血の注射をしたり忙しい時もあった。試合前日骨折した選手については鎌田先生に診ていただき帰宅させた。
１１日夕方「千葉旅館」で秋田県選手団結団式。１２日午後鹿角市記念スポーツセンターでスキー競技会開始式が行われた。
大会では畠山和（秋田県警：鷹農高卒）、畠山暑志（高山建設工業：鷹農高卒）、野呂康一（北秋田市役所）、高橋涼（東農大：鷹農高卒）、大川翔平（鷹農高）選手らクロカン陣。高橋大斗（土屋ホーム：鷹農高卒）、小林範仁（東京美装：阿仁出身）、湊祐介（東京美装：鷹農高卒）等オリンピック選手。飯島正徳（日大：鷹農高卒）、加賀巧哉，齋藤翔太、田中巴（鷹農高）選手らジャンプ・コンバインド陣。照内かえで（花輪高：鷹中卒）、山形翔太（鷹農高）、村田輝昭（角館高：上小阿仁中卒）選手らアルペン陣。総務や監督、コーチとして武石安弘（北秋田市役所）、岩谷忠男（あきた北観光バス）、古矢勝久、佐藤久和、高橋仲二（鷹農高教）、堀内幸大、高関公典（北秋田市消防本部）さんなど北秋田の関係者も多く、県体協やスキー連盟の役員も殆ど知っている方々ばかりで楽しくサポートできた。
競技では複合の表彰台独占、女子リレーの優勝を始め各種目で入賞者も多く、天候にも恵まれ連日多いに盛り上がった。個人的には私が団長をしている鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の照内かえで卒団員の４位入賞、更に当団の指導員達が競技役員として大会に参加し貢献出来たのが嬉しかった。総合成績で秋田県は皇后杯連続優勝、天皇杯準優勝と好成績を残してくれ、帯同の疲れを忘れさせるほどの活躍であった。
今年も大会期間中外来を休ませていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許し下さい。