薬剤師だより

旅行記 <沖縄 離島の旅>

<目薬の注意点>

@点眼前にできれば、石鹸を使い流水で手指を洗う。

A点眼時にあふれた薬剤を拭うためのティッシュを用意する。(手指で拭わない様に)

B額と頬の高さを水平にするように上を向く。点眼しづらいときは、寝た姿勢になると差しやすい。まぶたと眼球の間(結膜嚢)に点眼する。その際に、点眼瓶の先がまぶたやまつ毛に触れないように注意する。

C点眼したら静かに目を閉じ、軽く目頭の下を押さえる。薬剤があふれた場合はティッシュで軽く拭う。

 

▼差しすぎに注意▲

あふれた分を補おうとして、1度に何滴も差してしまいがちです。1度に何滴も差すと、涙液中の油分や蛋白質を洗い流してしまうため、目の乾燥や異物感などにつながります。また、指示された1日の点眼回数以上に頻繁に点眼するものも同じです。

▼眼軟膏はいつ塗るか▲

眼軟膏は一番最後に塗って下さい。基本、水性を先に、次に油性です。眼軟膏はチューブが細く直接塗布しやすくなっていますので、下まぶたを軽く下げて眼球とまぶたの間にチューブから直接軟膏を塗って下さい。綿棒で塗る方法もありますが、目を突かないように注意が必要です。

<昭和堂薬局>

 

 

縦巻き: 今月の休診3月 8日(火)午後

10日(木)午後

     都合により、休診となります。 

   ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 

 

今年の研修旅行は、昨年に続き沖縄へ。2月11日〜14日まで石垣島を中心に、近くの島々を船で巡る“離島の旅”に行って来ました。

朝からの雪で多少飛行機の出発が遅れたものの、鹿角スキー国体に帯同される院長先生と、留守を預かって下さる久枝先生に見送っていただだき、大館能代空港から一足先に出発。羽田空港〜那覇空港〜石垣空港と3回の乗り継ぎを経て、夕方無事到着。年平均気温が23.8℃の石垣島ですが、この日は気温16℃、曇り空で風も冷たく、とても寒かったのです。この日は沖縄舞踊を見ながらの夕食で、最後には一緒に踊ってきました。

2日目・・・バスで石垣島一周の観光です。玉取崎展望台では東に太平洋、西に東シナ海が見渡せ、青い海が印象的でした。高さ7mほどのヤシが密生する原生林“米原ヤエヤマヤシ群落”では、八重山諸島(石垣島を中心に西表島・竹富島など19の島からなる)にだけ自生する珍種のヤシを見てきました。川平湾(かびらわん)では、グラスボートという船に乗って湾内へ。船の底がガラス張りになっていて、サンゴ礁やカラフルな熱帯魚を見ることができました。湾内は穏やかですが、船酔いする人には大変かも!?

石垣島の名勝・名蔵湾を一望できる丘にある「石垣やいま村」では、漆喰シーサーの絵付けに挑戦。待合室の受付に仕上がったシーサーを置いてありますので、どの作品が誰のものか、当ててみて下さい。それぞれの個性がでていると思います。

その後石垣島鍾乳洞を見学。隆起したサンゴでできた、石垣島最大・日本最南端の鍾乳洞です。中にはトトロに似た鍾乳石やシャコ貝の化石などがあり、20万年の年月が作り出した自然の世界は不思議と感動でいっぱいでした。

来月号へ続く・・・お楽しみに。

 

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