奈良医院だより  №339

                                                                           

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平成27年3月1日

(2015年)

    ぐんま冬国体に帯同して

「きらめいて 雪と氷の風となれ」をスローガンに、去る2月20日~23日群馬県片品村で開催された第70回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団のチームドクターとして帯同した。18日現地入りし、体協役員、アルペン、ジャンプ・コンバインド選手宿舎群馬県片品村「かたしな高原ホテル」に同宿。役員36名、監督・コーチと選手計81名の総勢113名で、今回もドクター2名。大館市立病院副院長で外科医の吉原秀一先生と共にサポートした。19日夕方「かたしな高原ホテル」で秋田県選手団結団式。20日午後片品村文化センターでスキー競技会開始式が行われた。
 大会では大川翔平(東京農大:鷹農高卒)、中嶋愛莉(東海大:秋田北鷹高卒)、藤田菜々瀬、佐藤葵、長谷川海斗、高橋幸希、木村壮志(秋田北鷹高)選手らクロカン陣。湊祐介(東京美装:鷹農高卒)、高橋大斗(土屋ホーム:鷹農高卒)、馬淵春(秋田北鷹高)選手らジャンプ・コンバインド陣。照内かえで(日大:鷹中卒)、田中孝(上小阿仁村役場)選手やアルペン陣。監督・コーチとして古矢勝久、佐藤久和、高橋仲二(秋田北鷹高教)、佐藤潔(北教育事務所)さん。副団長として佐藤英樹(県スキー連盟理事長)さん。総務として新林美保(県体協競技スポーツ課強化専門員)さんなど北秋田関係者の参加も多数であった。また、国体に来ている県体協やスキー連盟の方々も殆ど知っている人ばかりで楽しくサポートできた。
 大会前日、咽頭炎でドクタールームを受診した選手1名、競技終了後一般客と衝突し、右肩を打撲し治療した選手1名と末梢循環障害についてカウンセリングした1名のみで、過去16回の帯同の中で、医療サポートの面で一番楽な大会だった。ドクターが暇なのは選手のコンディションが良いということでもあり、選手の活躍を期待し、応援に徹してきた。
 大会では成年ジャンプの高橋大斗選手、ジャンプ・コンバインドの湊祐介選手、成年男子大回転の生田康宏選手、女子リレー優勝を始め、準優勝や各種目で多くの入賞者を出し、連日大いに盛り上がった。総合成績で秋田県は女子総合の皇后杯は6連覇を逃したものの準優勝、男女総合の天皇杯4位入賞の好成績であった。
 今年も大会期間中休診させていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許しいただければ、うれしく思います。

てんじゅ裏