奈良医院だより №387

        

〒018-3322

秋田県北秋田市住吉町7-1

奈 良 医 院

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平成31年3月1日

(2019年)

奈 良 正 人

「イランカラプテくしろさっぽろ国体」に帯同して

  「北国の 雪と氷に 刻む夢」をスローガンに、去る2月14日~17日北海道札幌市で開催された第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会に、秋田県選手団スポーツドクターとして参加した。選手団は役員、監督コーチ、選手総勢109名。今回もスポーツドクター2名、大館市立総合病院院長で外科医の吉原秀一先生と共に選手宿舎である「定山渓万世閣ホテルミリオーネ」に同宿し選手団をサポートした。13日午後4時から「アパホテル&リゾート札幌」で結団式が行われた。翌14日午後1時30分から札幌市「札幌文化芸術劇場」で開始式が行われた。私は開始式前夜に現地入りし、最終日まで帯同した。
 大会では藤田菜々瀬(日大:秋田北鷹高卒)、佐藤葵(早大:同卒)、土濃塚悠成(日大:同卒)、佐藤太一(県体協:同卒)、堀内幸大(北秋田市消防署)、木村賢太郎、上平晃也、平川歩未、柴田樹(秋田北鷹高)選手らクロカン陣。照内かえで(北秋田市教育委員会)、田中孝(上小阿仁村役場)選手らアルペン陣。ジャンプ・複合の湊祐介(シード:鷹巣農林高卒)選手。監督・コーチとして古矢勝久(秋田北鷹高教)出川幸将(北秋田スキー連盟)、大川翔平(北秋田消防署)さん、秋田県スキー連盟会長の佐藤英樹さん等、北秋田関係者の参加も多数であった。また私自身24回連続での帯同で楽しくサポートできた。特に奈良医院職員の娘、平川歩未さんや、スポ少の教え子で現在鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の指導員である照内かえでさんも参加しており、例年以上に力が入った。
 大会期間中、風邪で治療した選手、役員がいたが、競技には影響せず、選手は2種目で入賞を果たした。またアルペンの高校生が転倒し膝を負傷したが、パトロール室にスノーモビルで運び、私が応急処置した後、救急病院を受診させ、治療を受けてもらい大事に至らなかったケースなど、秋田県選手団をサポートしながら応援もしてきた。
 大会では、複合の湊祐介選手、クロカンの石垣寿美子選手、田中聖士選手の優勝を始め多くの入賞者を出し連日の盛り上がりをみせた。当院職員の娘、平川歩未さんはクラシカルで7位、女子リレーメンバーとして走り準優勝に貢献した。総合では、天皇杯、・皇后杯奪還はできなかったが、ともに第3位の好成績であった。
 今年も大会期間中休診させていただき、ご迷惑をおかけしましたが、秋田県選手団の活躍報告でお許しいただければ、うれしく思います。

てんじゅ裏