高血圧の予防・治療のための

薬剤師だより

7つのポイント

1、睡眠を十分にとる

2、塩分をとりすぎない

3、たばこを吸わない

4、アルコールはほどほどに

5、肥満にならない

6、緑黄色野菜を十分にとる

7、30分以上の速歩をする

◆「血圧は低い方がいい」には理由がある

血圧のちがいによる、心血管死亡率を、約10年間の長期間にわたり調査した報告があります。これによると高血圧の治療をしている、していないにかかわらず、血圧を140/90mmHg未満に維持している人は、あきらかに死亡率が低いことがわかっています。

高血圧からあなたを守るのはあなた自身です。家庭血圧計で、日頃の血圧にも注意をすることが、より良い高血圧管理への近道になります。しかし、自分だけでがんばらずに、少しでも疑問や不安があれば、早めに医師に相談されることをおすすめします。

子供の誤飲事故トップはたばこ

一1歳半までは特に注意を一

子供の誤飲事故はたばこが4割を占めて最も多く、ストラップなど携帯電話の関連グッズが増加傾向にあることが、厚生労働省のまとめた2003年度「家庭用品に罹る健康被害病院モニター報告」で分かった。

調査では、全国8カ所の小児科施設で扱った誤飲事故の報告を集計。総数は859件で、たばこが350件(41%)と例年同様の最も多く、そのうちの88%は生後6カ月から1歳半までに集中した。厚労省は「子供がこの月齢になったら、たばこの置き場所や扱いに細心の注意を」と呼びかけている。次いで多いのは医薬品・医薬部外品の99件(12%)で入院した事例も。おはじきやビー玉、ビーズなどのおもちゃが91件(11%)と例年より多く、携帯関連グッズは5件で最近、増加傾向という。

 

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『ノロウィルスの感染防御』

従来、小型球形ウィルスと呼ばれている。米国のオハイオ州のノーウォークでの胃腸炎の流行により、このウィルスの存在が明らかになったため、ノーウォークウィルスと呼ばれるようになった。それ以降も胃腸炎を起こす同様のウィルスがみられ、種々の名称で呼称されている。

それらがノーウォークウィルスに類似しているウィルスということでノーウォーク様ウィルス、そして現在よく耳にするようになった「ノロウィルス」と呼称されるようになった。日本では札幌ウィルス、音更町ウィルス等と呼ばれている。

感染経路として生がき、ハマグリ、トリガイ等の生食により感染することが知られている。汚染された食物や水を摂取してから24〜48時間後に発症し、症状は24〜60時間持続する。ノロウィルスによる胃腸炎の症状は、吐き気、嘔吐、頭痛、食欲不振、下痢、差し込むような腹痛。発生時期は11月〜3月で、冬期食中毒の9割を占める。

感染防御として

     ノロウィルスは熱に弱い。

     ノロウィルスは低温に強い。

     ノロウィルスは塩素にも強い。

以上のことから、食品はよく熱を通じてから食べる。(夏期間のように食べ物が酸化して腐ったのと違い、異臭や酸味などがなく、見た目・味に問題がないのが、食品・汚染された水のやっかいなところです。)

他の感染予防同様、手洗いをしっかりすることです。       <昭和堂薬局>

休診のお知らせ

2月22日(火)

23日(水)

24日(木)

24日(金)奈良正人医師スキー国体出張の為、休診させていただきます。お薬がなくなる方はお早めにいらして下さい。

よろしくお願いします。

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