旅行記

薬剤師だより

今回の研修旅行は、世界自然遺産屋久島を探索してきました。九州最高峰1,936mの宮之浦岳がそびえる屋久島は、周囲130km、面積500で、約9割が森林という洋上の山塊です。1,400万年前、マグマから生まれた花崗岩の塊が、海底の粘板岩を押し上げて姿を現したのが屋久島です。亜熱帯の島ですが、山頂は北海道並の気候で、温帯林を代表するスギ、屋久杉は様々な樹林とともに、自然林を作ってました。屋久島を代表する縄文杉には、時間がなくて探索することができませんでしたが、太古の大自然と歴史が織りなす、緑のシンフォニー、ヤクスギランドを心おきなく満喫してきました。いろんな杉と巡りあえて、自分の人生もこれぐらいのたくましさがあったら、どんな困難にも負けないだろうなと思いました。

2日目は緑の風を感じる路という屋久島灯台(島田最古の灯台)、西部林道(世界自然遺産登録の森)、森と渓谷、水と岩の芸術の地を探索しました。野生のサル、屋久シカ等、元気に私たちを見守ってくれました。優しそうな目でじっと‥‥。

また指宿ホテルの砂風呂、私たちは初体験。胸はドキドキ、不安と期待でいっぱいの砂風呂は、何と気持ちのいいものでしょう。すっかり気持ちも心も砂になじんだようです。とても気持ちが良く、体中の悪いものがすべて取り除かれるような、砂の宝といってもいいくらいでした。お肌もツルツルです。

3日目は鹿児島南部にある武家屋敷、知覧(特攻平和会館)等を見学、武家屋敷は母が岳の優美な姿を借景とし、260余年もの歳月を経て歴史の息吹を今に伝える、さつまの小京都という感じでした。昭和56年に国の重要伝統的建造物保存地区に選定されたそうです。特攻平和会館の見学は、私たちの目には耐え難い悲しい写真、彼らの思いがまざまざと見せつけられた感じでした。国を思い、父母を思い、永遠の平和を願いながらの勇士たちは‥。戦争の悲惨さを訴え続けている様でした。安らかにお眠り下さい‥と祈って来ました。(もう二度と戦争はしてはいけないと)

二泊三日の旅行でしたが、とても有意義な研修旅行だったと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

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血液の細胞成分と働き

血液は細胞成分(血球)と液体成分(血漿)からなる細胞成分は赤血球、白血球、血小板からなり、それぞれ全体の43%、1.4パーセント、0.5%を占めている。液体成分は残りの55%を占めるが、その大半が水で、淡白質、無機塩酸、酵素やホルモンからなっている。

@     赤血球:全身に酸素を送り届け、炭酸ガスを体外に排出する。円盤状でドーナツのように周囲が厚い。大きさ8名μm、寿命は約120日。

A     白血球:体外から侵入した細菌やウィルスなどの異物を排除する。大きさ10

μm。白血球は顆粒球、リンパ球、単球からなる。顆粒球と単球は生体の防御にかかわっており、血管外に出て病原菌やウィルスを分解処理する。リンパ球は免疫を分担する。顆粒球はさらに細菌感染に増える。「好中球」、寄生虫感染やアレルギーで増加する「好酸球」や「好塩基球」にわかれる。ウィルス感染時にはリンパ球菌が増加する。寿命は3〜5日。

B     血小板:傷から出血を止める。大きさ2μm。寿命は7〜14日。(昭和堂薬局)

発症患者は昨年の4〜5倍

一厚労省が花粉症シンポジウム一

厚生労働省は1月28日、一般市民向けの花粉症シンポジウムを開いた。この中で岡本美孝教授(千葉大)は、「今春の飛散量は昨年の30倍となった場合、新たに花粉症を発症する患者の数は昨年の4〜5倍になる」との推計を明らかにした。

発表によると、全国的に3月上旬〜中旬にスギ花粉によるピークを迎え、その後3月末〜4月にかけてヒノキとスギの花粉が混ざった第2のピークを迎える見通しだという。ただ、ピークを越えても、予想されている飛散量の多さを考慮すると、花粉の飛散がおさまる時期は4月下旬〜5月の連休後あたりだという。花粉症は反応が起きるほど症状が悪化するため、大量飛散が予想されている今春は「初期治療」が重要な対策になると強調した【メディファックス】

     花粉飛散情報◎

秋田県における花粉飛散について、

【秋田県花粉情報】http://pref.akita.jp/eisei/infection/index.htmlをご覧下さい。

 

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