薬剤師だより

生活習慣病の予防と改善に

節度ある適度な飲酒について

@     まず酒に弱いか自分の体質を知ることです。酒に弱いなら決して無理して飲まないこと、無理して飲むと急性アセトアルデヒド中毒になったり、慢性的に飲酒すると食道の炎症や潰瘍になりやすくなります。検査でも体質を知ることができるのでエタノールパッチテストをしてもらうのも一つの方法です。

A     強い酒は薄めて飲むようにしましょう。これは食道や胃の粘膜の障害を予防するためです。

B     つまみと一緒に飲むこと、これにより胃の出口が閉じるため、酒が胃の中にとどまり急に酔うことを防ぐことができます。

C     週に二日位は休肝日を作るように心掛けましょう。

(主な酒類の一日量の目安)

※一日平均純アルコールで20g程度が適度な飲酒とした場合

・ビール(1缶350ml)アルコール度数5%

           純アルコール量14g

・清酒(1合180ml)

                   アルコール度数15%

          純アルコール量g

     ウイスキー、ブランデー(ダブル60ml)

          アルコール度数43%

          純アルコール量20g

     ワイン(1杯120ml)

                    アルコール度数12%

          純アルコール量12g

<昭和堂薬局>

横巻き: お盆休みのお知らせ
8月13日(土)
8月14日(日)
8月15日(月)
墓参りの為、休診させていただきます。
お薬がなくなる方は、お早めにいらして下さい。お願いします。
 

 

 

 

 

 

 

 

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効果がある機能性成分  その1

『食物繊維』

食物成分の中でも、人間の消化酵素では消化吸収されず、そのまま排出されるものをいいます。体内で水分を含んでカサを増やし満腹感を与えるのに、ほとんどエネルギー源にはなりません。腸内でコレステロールや塩分、胆汁酸を吸着して排泄する働きや、排便をスムーズにしたり、ブドウ糖の吸収速度をゆるやかにし、血糖値の上昇を防いだりします。大腸がんの予防には効果抜群です。

食物繊維が含まれる主な食品

     穀物 ライ麦、玄米、麦

     豆類 いんげん豆、小豆、大豆

     野菜 切り干し大根、ごぼう、かんぴょう、たけのこ

     海藻 ひじき、わかめ、昆布

     きのこ きくらげ、干し椎茸

     その他 芋、果物、栗、おから

効果が期待できる疾病

肥満、高血圧、糖尿病、脂肪肝、動脈硬化、高脂血症、大腸がん、便秘、胆石症

ダイエット食品『天天素』

 健康被害は22都県51人に

ダイエット用健康食品「 天天 ( てんてん ) 素清 ( そせい ) 脂胶嚢 ( しこうのう ) 」を使って健康被害を訴えた人は、5月31日午後7時現在で、22都県の51人に上った事が厚生労働省の集計で分かった。

「天天素」からは国内未承認の医薬品成分シブトラミンなどが検出されており、厚労省は服用しないよう注意を呼びかけ、「万一服用した場合は医療機関を受診してほしい」としている。

厚労省によると、31日は新たに岐阜、鳥取両県からも健康被害の報告があり、宮城から大分までの22都県になった。都道府県別では福島県の10人が最多。頭痛や吐き気などを訴え、大半は症状が軽いが、東京の10代女性は死亡した。

神奈川県の男性1人を除く50人はすべて女性で、インターネットのオークションで入手した人が目立つという。

 

 

 

 

 

 

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