薬剤師だより

日本人の平均寿命、男女とも過去最高

(夏場の食中毒対策)

@     予防方法として大切なことは、まず一つに微生物をつけない。微生物は食材に付いていることが多く、包丁、まな板などの調理器具や手を介して他の食材を汚染することが多い。食材や手、調理器具をしっかり洗うこと大切です。また一部の微生物を除き、ほとんどの微生物は熱に弱いので、場合によっては食材は十分加熱することも必要です。調理器具は食器用洗剤や塩素系漂白剤、または熱湯などで除菌するようにしましょう。細菌は低温では増殖しにくくなるので、生ものは決して常温では放置せず、冷蔵庫に保存しましょう。

A     どんな種類があるのかというと‥

化学物質(農薬、鉛、水銀など)

動物性(フグ毒、貝毒)

植物性(毒キノコ、有毒植物など)

細菌性食中毒は大きく分けて、食品中の生きた菌自体が食中毒を引き起こすタイプと、細菌が食品内で増殖して作った毒素を口にすることで発症するタイプに分けられます。

(サルモネラ、腸炎ビブリオ、大腸菌が前者。黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌が後者。)

《昭和堂薬局》

作品募集

第7回『 生命 ( せいめい ) を見つめる』フォトコンテスト

日本医師会と読売新聞社では、生命の尊さ、大切さを考えてほしいとの願いを込め、「生命を見つめる」フォトコンテストを開催しています。周囲の生きとし生けるものすべてが被写体です。ご応募下さい。

     応募作品は、本人が撮影したフィルムの未発表作品に限る。(デジタルカメラで撮影したもの、デジタルプリントも可。)

     サイズは、キャビネ判(または2L)。

     一人3点まで。

     締め切り:平成17年11月17日(木)必着

     応募・問い合わせ先

〒104−8325中央区京橋2−9−2

読売新聞社 東京本社事業開発部「フォトコン」係

TEL 03−5159−5886

ホームページアドレス

http://info.yomiuri.co.jp/event/

詳しくは、待合室掲示板のポスターをご覧下さい。

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一男78.64歳、女85.59歳一

厚生労働省が7月2日に発表した「2004年簡易生命表」によると、平均寿命は男性が78.64歳、女性が85.59歳となり、男女とも過去最高を更新した。脳血管疾患、心疾患、自殺などによる死亡率が改善されたことが要因とみられる。女性は20年連続世界一、男性はアイスランドに次いで2位となり、世界最速のペースで長寿化が進んでいる。前年と比べ、男性は0.28歳、女性は0.26歳延びた。

平均寿命の延びを死因別に分析すると、男女ともに脳血管疾患、心疾患、肺炎などの死亡率が改善された。肺炎に関してはインフルエンザの影響が少なかったためとみられ、男性は自殺の減少による改善が目立った。一方で、悪性新生物の増加が平均寿命を減少される方向に働いた。

《生活習慣病の予防と改善に効果がある機能性成分 その5》

DHA(ドコサヘキサエン酸)

EPAと同じく、魚介類に含まれる脂肪酸です。血液が固まって血栓ができるのを防ぐ作用があり、血圧を下げます。またLDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪を減らし、HDLコレステロール(善玉)を増やす働きがあり、この作用はEPAより強力です。そして、脳の発達の維持に効果を発揮することから、記憶力の向上や脳の老化防止に期待されています。※DHAが含まれる主な食品

まぐろ、(脂身)、さば、ぶり、さんま、はまち(養殖)、うなぎ、まだい(養殖)、きんき、さわら、いわし

     効果が期待できる疾病

心疾患、脳血管障害、動脈硬化、高血圧、高脂血症、老化

角丸四角形: 来月 休診のお知らせ
10月8日(土)
奈良正人医師不在により休診いたします。お薬がなくなる方は、お早めにいらして下さい。お願いします。
 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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