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薬剤師だより |
“子供の急病!こんな時どうするの?” | |
@ 発熱、腹痛を伴う場合の急性下痢症では、絶食により胃腸の安静を保つ。ただし脱水症状が生じないよう水分を少しずつ補給すると良いです。 A 急性期に下痢は、一過性二次性乳糖不耐症になることがあるため、牛乳などを避ける。 B アルコール、カフェイン飲料、香辛料などは、胃腸反射を進めるので控える。 C 硬い食べ物より軟らかい食べ物、色の付いた食べ物より白い食べ物、消化吸収のよい脂肪成分が少ない食事の方が良いと言われています。野菜なら温野菜にして。 {市販の正露丸の主成分クレオソートは防腐・殺菌作用、オウバクは抗炎症作用、アセンヤクは腸管運動抑制・粘膜修復作用により下痢を鎮める作用がある。} 《昭和堂薬局》 ═風邪の予防法═ ◆ カルシウムやビタミンをとる‥‥カルシウムやビタミンが足りないと、風邪をひきやすくなります。特にビタミンCには、ウィルス感染を予防し、治療する力があります。牛乳や果物を多くとりましょう。 ◆ たんぱく質をとる‥‥消耗した体力を回復させ、抵抗力がつきます。肉、魚、卵、大豆などを多くとりましょう。 ◆ 体を温める食事と水分をとる‥‥お粥やうどんなど、胃の負担をかけずに体を温める食べ物をとり、発熱で消耗した水分を補給しましょう。
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このほど、秋田県と秋田県医師会では『秋田県こども救急電話相談室』を開設しました。子供の急な病気(発熱、下痢、吐く、けいれん等)で、すぐに受診するべきか、翌朝まで待ってもいいものか判断の迷うときなど、こども電話相談室へ連絡をすると、経験豊富なベテラン看護師が相談に応じます。どうぞご利用下さい。 なお日本小児科学会が提供する「こどもの救急ホームページ」(http://kodomo-qq.jp/index.htm)が、奈良医院のホームページからも見ることができます。こちらもご利用下さい。 ═奈良正人医師 ラジオ出演═ ABSラジオ「みんなの健康」の中の『スポーツと健康』のコーナーに。2周にわたり出演します。どうぞお聞き下さい。 (午後3時30分〜40分) 12月1日(金)「運動不足解消のために」 12月8日(金)「スポーツ障害の予防」
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