薬剤師だより

平成19年度「肝がん撲滅運動」

〓熱中症〓

私達の体は体温を一定に保つ為に、汗をか いたり皮膚血管を拡張したりして熱を逃します。それらのメカニズムが障害された状態を総称して熱中症といいます。特に梅雨明けの蒸し暑い時期などは高温多湿となるので熱中症が起こりやすくなります。小児は汗の量が少ない為、熱に対して弱く熱中症が起こりやすいともいわれております。

日射病は熱中症の初期の症状です。これは暑い環境の中でよく起こります。大量の汗が出るために、体内の血液の量が減って脳貧血の状態になります。症状は頭痛や顔面が真っ青になったりしますが、汗をかくのでそれほど体温は上がりません。この状態で水分だけを補給し続けると、電解質のバランスが崩れ、吐き気やめまい、痙攣が起きやすくなります。

さらに進行すると汗が出なくなって、皮膚は乾燥し、顔は赤くなり、意識障害が起こります。この時期になると体温が急に上昇し、時に41度にもなることがあります。立っていると脳への血のめぐりが悪くなり、汗が出にくくなります。症状が軽い時は涼しい所で衣類をゆるめ、仰向けに寝かせます。口から水分を摂れるような状態なら食塩水、スポーツドリンクが良く、それらがなければ水道水でもかまいません。重症の場合は、さらに全身の冷却を加えます。39度まで急いで下げながら医療機関に連れて行きましょう。

            《昭和堂薬局》

 

熱中症は予防が大切!

〓熱中症は、適切な予防法を

    知っていれば防ぐことができます〓

 

➀屋外では帽子や日傘を

➁水分をこまめに摂取

➂日陰を利用する

 

 

 

 

 

 

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市民公開講座

『肝がんの予防と治療』

自分や自分のまわりに心配な方はいらっしゃいませんか?

日時 平成19年8月4日(土)入場無料 

   14:00〜16:30(13:30開場)

会場 大館市立中会場央公民館

2F視聴覚ホール

講演「生活習慣病としての肝臓病」

秋田大学医学部内科学講 

消化器内科学分野 後藤 隆 先生

 

「当科でのB型、C型慢性肝炎、肝硬変及び肝癌治療について」

大館市立総合病院 

第二内科診療部長 小笠原 仁先生

 

肝臓専門医の講師による講演を行った後、市民の方々からのご質問をお受けし、それにお答えする形で進行する予定です。どなたでもお気軽にご来場下さい。

問い合わせ先:大館北秋田医師会

(0186−43−4511)

 

お盆休みのお知らせ

墓参りの為、下記の通り休診となります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

8月11日(土) 

     12日(日) 

     13日(月) 

     14日(火)

     15日(水)

 

 

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